ヤマザクラのマドラー
こんにちは。
ひとつ告白すると、ダイエット始めたのに今日パウンドケーキを食べました。
意志の弱い私です。
あ、ズコウシツのインスタ始めました〇
ヤマザクラのマドラー
完成しました!
よくある形ではありますが自分でも色々と試行錯誤しながらの製作で、ひとつひとつ、色んな顔をしています。
それも手作りのいいところですが。
飲み物を混ぜたりする道具ということで、ウレタン塗装を二回施しました。
食品衛生法適合のものです。
その後、オイルで仕上げています。
細くて華奢な見た目ですが、桜といえば昔から版木として使われるように、粘りと堅さを兼ね備えた材です。
持ってみると、思いのほかしっかりとしているのがわかります。
自分で作ったものが暮らしに増えていくのが小さな楽しみな今日この頃。
価格は1000円(税別)@UMEBACHI FURNITURE .
安すぎず、高すぎず、ちょっと高いけど手が届くいいもの、くらいの路線を目指しています。
ちょっといいこと
UMEBACHI FURNITURE が心がけている、もしくは試みたい、ちょっといいこと。
ウメバチでは、日々の作業でどうしても出るカンナくずを川越の乗馬クラブへ持っていっています。
厩舎で使われているようです。
乗馬を趣味にするのってお金かかるんですかねー??
あと、まだできていないけれど、ショッピングバッグや段ボール箱を少し手を加えて再利用したい。
紙袋、やたらと溜まりませんか?きちんと紙ごみの日に出せばリサイクルされてるんだろうけど、そこでエネルギーを使わずに紙袋を紙袋のまま再利用できるならしたほうがいい。と思い。
だけどそれなりの価格のものを買って頂くので少しの気遣いをして、とは思っています。これからやりたいことのひとつ。
SDGsなんて大層なことは言えないけど、そういうことも少しずつ取り組んでいきたい。
そしてズコウシツ自体も、ちょっといいこと、の活動のひとつ。
試作を何度も繰り返して洗練されたものをその時間と技術に見合った価格で売る、のが正しいとは思います。
ズコウシツは、試作は少なく技術もほどほど。
それを「売る」のは作家としてはやってはいけないと思います。
ですがズコウシツの目的は木材をできるかぎり使うことです。
命なので。
UMEBACHI FURNITURE では国産広葉樹を使って家具を作っています。
それは、日本の山を、森を、守ること、育てることにつながります。
きちんとした値段で、そこそこの量が売買されることで山や森を管理する人の生計を支えられるようにならなければ国産広葉樹を使い続けることができません。
使う人がいなければ育てる人もいなくなってしまう、そういう単純な循環のもとで成り立っています。
林業が成り立たなければ、土砂災害も増えるでしょうね~。多様な生態系も崩されてきれいな空気も失われるかも。極端な話かもしれないけど、そういうことにつながっているのは確実です。
木の小物、カトラリーなどでも、驚くほど安いものもよく見かけますね。
それはきっと外国の材料で外国の人によって作られているのでしょう。
その材は違法伐採されたものではないだろうか?遠い国に住んでいるそのカトラリーを作った人は一体いくらもらってその仕事をしているのだろう?
単純に木のものを使えば森林が守られるわけではないのです。
色んな人に木のものを日々の暮らしでつかってほしい。愛着を持って、長く。
持続可能なものづくりや林業の担い手のため、安すぎず、高すぎずで、売る。
なので、できる限りのことはしていますが技術にはいまひとつな部分があるかも知れまん。
それでも売るのは、ズコウシツがこういうコンセプトをもつ部署だからです。
ズコウシツのものは UMEBACHI FURNITURE と、川越市内のゲストハウスちゃぶだいで販売しています。